顧問医学博士 百合口 稔 (再生医科学)

2019年6月20日2 分

コラーゲンっていいの?

うねる、膨らむ、まとまらない、はねる等の問題が起きやすい季節ですね。
 

 

 
ダメージ毛ではなおさらです。


 

 
肌にも髪にも重要なコラーゲンについて解説します。
 

 

 
コラーゲンと言うと、お肌プルプルというイメージですが
 

 
実際はどうでしょう?
 

 

 
ほとんどの栄養はアミノ酸まで分解されて吸収されますが、
 

 
コラーゲンはアミノ酸まで分解せず、
 

 
ペプチド(タンパク質が100分子くらいまで変性された状態)で
 

 
吸収されます。
 

 
特にコラーゲンを熱分解したゼラチン経口摂取での有効成分は、
 

 
血中への移行が認めらますが、
 

 
アミノ酸への分解後、コラーゲン再構築されるかは不明。
 

 
ただ、線維芽細胞を増やすことで、
 

 
間接的にコラーゲンやヒアルロン酸、
 

 
エラスチンの産生を促しているということが発表されています。
 

 

 
肌の弾力が上がった、シワが伸びた、赤みが消えた、
 

 
髪が太くなったとの報告もあるが、
 

 
皮膚に塗ることによって吸収されることもないので、
 

 
今のところ医学的に効果は、
 

 

 
” 解らない! “ です。
 

 

 

 
しかしながら塗布することにより、油分水分の保持にはなります。
 

 
髪には毛包幹細胞があるのですが、コラーゲン17が必要なので、髪にも肌にも重要だと言うことには変わりはありません。
 

 
体内の合成ではリシンや2価の鉄イオン、ビタミンCが必要なことと、食べるのであれば、ゼラチンが有効であると言うことです。
 

 
やはり、バランスの良い食事ということになりますね。
 

#コラーゲンお肌アミノ酸

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